おはようございます。
okkeiです。
この前、本屋で最新技術に関する本を読みました。
ITや医療の技術、AIなどいろいろ気になる話題がたくさんありました。
その中でも気になったのが、食の話題である「代用肉」です。
その名の通り、動物の肉を模倣するために植物性の材料やその他の非動物性の成分を使用して作られたものです。昔食べたことがあるものだと、豆腐ハンバーグなど、お肉の代わりに豆腐を使うというものです。今回は、そういったものではなく、動物の肉を植物性の材料やその他の非動物性の成分を使用して作るというものです。
代用肉の開発は、環境への負荷の軽減、動物福祉の向上、健康への配慮など、さまざまな理由から注目を集めているため、「良いことだらけ!」と思っていたのですが、メリットだけでもなさそうです。
まず、普通の肉よりも「高くてまずい」というのがあるようです。もちろん、美味しさは人によるので、一概には言えませんが、せめて安くはあってほしいですね。味に関しては、研究の発展で改善はしていくと思います。
次に、多くの原材料を混ぜて作った超加工食品というのも指摘されているようです。
他にもアメリカで代用肉の人気が失速している理由はありますが、日本はどうなるのでしょうか。アレンジするのが得意な人が多いので、伸びるかもしれませんし、伸びないかもしれません。少なからず「高くてまずい」の壁がそうそうとクリアする必要があると思います。
個人的には、今の段階だと、質が低くても良いから本物の肉を食べたいとなる気がします。それは、バーチャル旅行でも同じことでした。
バーチャル旅行というのは、実際にその場に旅行するのではなく、バーチャルの世界で旅行するというものです。僕の友達の周りでは、バーチャル旅行をしたという友達はいません。また、特にネットやTwitterでも話題になっていない気がします。
近場でも良いから、実際に、自然と触れあいたいという人が多かったのではないでしょうか。それを考えると、お肉もそういう方向になるような気はします。
ここまでは、食べる側の観点から個人的な意見を書きましたが、それと並行して、守る必要があるのが、これまでお肉を出荷していた国内の畜産業者です。
もし代用肉が主流になる場合、これまで肉を出荷していた畜産業者にとっては出荷が減ることを意味します。もちろん、海外に輸出という考え方もあるので、一概に出荷が減るということにはならないかもしれません。
ただ、少なからず影響を受ける業界ではあると思います。
消費者側と生産側の両方が、Win-Winになるために、自分の食生活をどのように変えたら良いのかを考えて行動していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。