こんにちは。okkeiです。
年末年始、飲食店がいつも以上ににぎわっていますね。僕自身、将来は飲食店を出したいと思っており、今日はすでにお店を出している企業や友人から聞いた飲食店事情について考えていきたいと思います。
まず数か月前から話題になっている「いきなりステーキ」
参照元:http://ikinaristeak.com/home/
一時期は、飛ぶ鳥を落とす勢いで店舗数を増やし賑わってましたね。僕も何度か食事したことがあり、とても美味しかった印象です。
そんな「いきなりステーキ」は、経営不振に陥り相次ぐ店舗閉店という事態になりました。2021年12月期は黒字に転換しました。一つの要因としては、114店舗ものお店を閉店したことがあげられます。114店舗ってすごい数ですよね。今回の原因は、急激に店舗数を拡大させすぎたと言われていますが、個人的にはそれが根本的原因ではないように思います。
それを感じたのが2021年1月に投入した、から揚げ業態「からあげ くに」が、たった3カ月で閉めたことです。食べにいったわけではありませんが、少し調べると3カ月で徹底せざる得なかった理由が何となくわかります。もし根本的に解決をしていたら「からあげ くに」も好調にいったのではないでしょうか。
競合他社が多い中、から揚げだったら「からあげ くに」となるようなメニューにする、お客さんが期待しているものを超えるなど様々な改善が必要だったようです。さらなる業務改善をしてV字回復するといいですよね。
また、ここ最近知ったのですが国内家具大手ニトリホールディングスが、「ニトリダイニング みんなのグリル」という新しい事業を出したんですね。
チキンとハンバーグがメインのようでお値段以上ニトリ的な感じで売り出しているようです。店舗出店は、コムサカフェのように同じビル内にお店を出し、コムサの洋服を買いにきたお客さんをカフェへといという戦略ではなく全く別の場所に出しています。ニトリで家具を買ったら「みんなのグリル」で何かサービスという特典があったら嬉しいです。
飲食店に限らずいろんな業界でニトリのように全く畑違いの業種が新事業を立ち上げることがこれまで以上に増えていきそうですね。僕の身近でいうと友人で会社を経営してるYさんは、新事業を立ち上げとても早いスピードで拡張されています。
Yさんとお話させていただいて感じるのは、世の中の状況が変わったから新しい事業をというのではなく世の中の状況に関係なく事業が拡張するよう戦略を練って動かれていらっしゃることです。そのためYさんが「状況が整ったら〇〇できるのに」という言葉を聞いたことがありません。
これは飲食店を出したいということに限らず、普段の仕事でも一緒だっと思ってます。「いきなりハンバーグ」も「ニトリ」も状況が整っていない中、攻めの経営をされているように感じます。
僕も何かチャレンジする時は、「状況が整うことはないから、動きながら理想の状態をつくる」ことを大切にしていきます。